高校駅伝を目指している学生が来院されました。選考会が近づいて来ているため、練習量が増えて来て膝の外側を痛めたようです。
日常生活では痛みを感じないのに、走ると20分ぐらいで膝の外側が痛くなり、走れなくなってしまう。腸脛靭帯炎(ランナー膝)の典型的な症状でした。屈伸やジャンプなど負荷をかけると痛みが出る感じはありました。練習も思うようにできないため検査しながら施術していきました。
腸脛靭帯の検査をしたところ、大腿外側部の検査をすると臀部から下肢ににかけての柔軟性低下がみられました。
柔軟性低下を防ぐ操作をしてから、痛みの主要素の滑走障害を改善させる施術をしたあと、屈伸やジャンプで痛みの出る動作をしてもらいましたが、普段と変わらず違和感も気にならなくなったようです。その後2回の施術を週1の間隔でしてもらいました。
その後は今まで通りに練習できるようになり、不安もなくなったようです。
ランナー膝は主要因である滑走障害の改善や、柔軟性の向上で変化することが多いです。いろんな治療しても変わらない方は滑走障害の施術で変化がみられるかもしれませんよ。
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後藤マッサージ治療院でございます。